駆け出し脚本家の映画レビュー

鬼のように映画を分析していきます。

【★2】ゴッド・ファーザー【うーん…】

かの有名なゴッド・ファーザーを見ました。
結論から言うと自分には面白く感じられませんでした。 
でもそう感じたのには何かしらの理由があると思うので、頭を整理しながら書いていきたいと思います。





※ネタバレ注意






【 簡単なストーリー】
①大物マフィアのお父ちゃんがマフィア界を牛耳ってた。
②お父ちゃんが倒れちゃってマフィア界で争いが勃発。お兄ちゃんもやられる。
③マフィアの世界に絶対進みたくないと思ってた末っ子が悩んだ挙句お父ちゃんの跡を継ぐ。







○なぜ面白くないか


①キャラが多すぎてついていけない

キャラがすごくたくさんいます。大物マフィアのお父ちゃんには3人の息子がいて、娘もいて、娘の夫もいて、なんかしもべみたいなやつもいて、マフィア界のボスたちも7人くらいいて、映画俳優がいて、映画監督がいて、もう誰が誰だかわかりません。しかもキャラの名前も○○コルレオーネとかなので、一人一人の名前を瞬時に理解することができません。お父ちゃんが、「黒幕はアイツだ」みたいなことを言うシーンがあるのですが、「誰だっけそいつ…あ、あいつか!」と理解した時にはストーリーはどんどん進んで行っています。そして殺されています。僕自身がそもそもドメスティックな人間で、カタカナを覚えるのが苦手というのもあるかもしれませんが、それにしてもキャラクターが多すぎてどうにもついていけませんでした。



②殺し方が単調

車に乗ったら後部座席にいたやつに殺されたり、なんか予想できる殺し方・殺され方が多く、意外性を全く感じませんでした。


③何かを予感させるのになにもない

例えば末っ子が潜伏先の村で、ある女の子に出会います。末っ子はその女の子をじーっと見つめて固まってしまうのですが、僕はこの時こう思いました。
「この反応は、どこかでこの女の子と出会ったことがあるのだろう…ストーリーが大きく展開するに違いない」
でも実際は、末っ子は一目惚れしてその女の子と結婚したくなってただけでした。しかもなんの障害もなくすいすいと結婚し、挙げ句の果てにはその女の子は爆発しました。なんやねん。


④みんな笑わない

マフィアだからかもしれませんが、キャラクターが笑っているシーンを一つも思い出せませんでした。ずっと眉をしかめて、グラス片手に、交渉をしている…。僕はバカなので、ポーカーフェイスのキャラクターの表情の裏に隠された意図とかを読み取れず、感情移入がうまくできませんでした。
(ただ、末っ子がとうとうマフィアの世界に足を踏み入れたことを知ったお父ちゃんの、あのやるせない表情には心をぐっと掴まれました)


⑤長い

この映画が2時間とかだったらまだよかったでしょう。でも3時間もあるんです。3時間もついていけないストーリーに付き合わされて、まるで拷問を受けているような気分になりました。





○とは言ってもたぶん名作

僕にはこの映画の良さはイマイチよくわかりませんでした。キャラは多くてストーリーについていけないし、長いし、爆発するし。平成生まれの僕が現代の映画やドラマなどに慣れてしまったことも大いに関係している気がします。あとはその土地特有の文化などを理解していないということも僕のこの映画への理解の妨げになっていたのかもしれません。
でも間違いなく名作ではあると思います。『ゴッド・ファーザー』は現在僕らが慣れ親しんでいる”マフィア物”という映画やドラマのジャンルを確立した映画だからです。今までじゃがいもやたまねぎやニンジンしかカレーの具に入れてなかったのに、「これどう?」ってアボカドを入れるみたいな革命的なことをした映画なんです。そういう意味では、この映画が公開された時代に、リアルタイムで鑑賞してみたかったなと感じさせる映画でもありました。






【思ったこと】
 キャラが多すぎると話についていけない。
映画は”2時間”がいい。
個人的に表情豊かなキャラクターの方が人間味あって感情移入できて好き。オードリー・ヘプバーンが好き。

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