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駆け出し脚本家の映画レビュー

鬼のように映画を分析していきます。

【★5】ビッグ【終始爆笑&ほっこり】

1988年に製作された、トム・ハンクス主演のコメディ映画です。
古い映画じゃん、と思われるかもしれませんが、一回騙されてみたと思って観てみてください。本当におもしろいです! 
ストーリーも超シンプル、時間もちょうど100分程度、笑えてほっこりする、最高の映画でした。


 



【ネタバレなしのあらすじ】
 
主人公のジョッシュは12歳。好きな女の子の前でカッコつけようと遊園地でジェットコースターに乗ろうとするも、自分の身長が低いために乗ることを拒否されてしまう。
ジョッシュがいらいらしていると、目の前に見るからに怪しいマシンが。お金を入れると願いを叶えてくれるというので、お金を入れて「大きくなりたい」と願うと、次の朝30歳になってしまった!
ジョッシュは子供に戻るためにマシンを探しながら、大人の世界を生きていくが・・・。



過去に戻る系の話はバック・トゥ・ザ・フューチャーだったりバタフライ・エフェクトだったりとありがちですが、名探偵コナンの逆バージョンみたいな、身体だけ大人になってしまうというのは少し新鮮でした。
そして身体だけ30歳であるため、精神面は12歳であるわけです。大の大人の風貌をしていながら、怖くてすぐ泣いてしまったり、テーブルマナーというものを全く理解していなかったりとかなり無茶苦茶な行動を繰り返します。そのたびにおもわず吹き出してしまいます笑

それでも少しずつ大人の階段をのぼっていくジョッシュ。
「はじめてのおつかい」が好きな人にはものすごくお勧めです。

映画全体も100分程度なので、隙間時間にも!


以下、おもしろいと思った理由などについて分析していきます(ネタバレあり)。
 










【ビッグの面白さ】


①ストーリーの圧倒的なわかりやすさとワクワク感


ストーリーが非常にわかりやすいです。簡単にまとめると

大きくなりたいと願った結果30歳まで大きくなってしまう
→大人として生きざるを得なくなるが、仕事も成功して恋人も出来、充実した生活を送る。
→大人生活と決別し、子供の生活に戻る。

単純で、なおかつ、小さい頃に「早く大人になりたい」と願っていたことが本当に叶ってしまったような、なんだかワクワクするストーリーです。さらになぜか就職できたり、なぜか副社長にまでなってしまったり、30歳になったらなったで色々な偶然が重なって充実した生活を送るようになるのもおもしろいです。そして自分が30歳になったことを唯一信じてくれた13歳の親友と仲が悪くなってしまったり、恋人に自分が実は子供だと伝えると信じてくれなくて大げんかになってしまったり(信じてくれなくて当たり前なんですけど)。展開が予想できるほど単純ではあるんですけど、なぜか笑えてしまいます。その理由は②なのかなとおもいます。




②「身体は30歳、頭は子供」だからこその面白さがたくさん


ジョッシュは頭が子供なため、オモチャがあれば全力で遊ぶし、マンションの上から水風船を落とすといういたずらをしたり、もうとにかく暴れまくるわけです。見た目は大人なのに。見方によっては異様な光景でも、ネタを知ってる僕らにとっては「あー、まったくもう〜・・・!」と言いたくなるような、まるでお母さんになったかのような感情を誘います。そこがまずおもしろい。
さらに、ジョッシュが着実に大人の階段を上っていく光景を見届ける面白さがあります。はじめての就職活動、はじめての一人暮らし、はじめての恋人、はじめての・・・!大人の世界を子供の視点から観ているような不思議さと、その初々しい反応が爆笑を誘います。「はじめてのおつかい」を観て笑ったり、応援したくなるのに近い面白さが、「ビッグ」にはあります。
そして最後には「お家に帰りたい」と心から願い、逃げずに恋人に本当のことを伝え、恋人の前で子供の姿に戻ります。家に帰る前、振り返って恋人の顔を見たジョッシュはすっかり見た目も頭も子供のはずなのに、まるで大人のような感じがします。前までは身体が30歳で頭が子供だったのに。そうした着実に成長していくジョッシュの姿も、この作品をただ笑えるだけの作品ではないものにしています。
 




【まとめ的なもの】

ストーリーのわかりやすさと、純粋に引き込まれるワクワクする設定。
身体は大人で頭は子供というこのストーリーだからこそ生まれる「違和感」 がきちんと描写されている。
これらが「ビッグ」という作品を面白くしている!


また観たいです! 

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