駆け出し脚本家の映画レビュー

映画の分析とレビュー

【雑記】ボクシングはずるい

いろいろな映画やドラマを見て最近常々思ってることです。

雑記です。

 

ボクシングはずるいです。

決してボクシングというスポーツをけなしているわけではないです。

むしろ逆で、凄すぎるんです。映画やドラマといった観点から言って、凄すぎて、ずるいんです。

 

 

◎ボクシングのズルさ

 

 

安藤サクラさん主演の「百円の恋」などを見れば分かる通り、ボクシング映画の主人公は基本的に”くそやろう”です。家族にも迷惑をかけ、生きてるのか生きてないのか自分でもよくわからないような生活をしていて、貯まるのはお腹の贅肉ばかりのくそやろう。

あるいは気に入らない人間たちを全て暴力によって支配してきたようなくそやろう。

たまにその腕っ節を買われて借金の回収なんていうヤクザまがいのことをしちゃうくそやろう。

お酒大好きくそやろう。

 

そんなくそやろうが、ボクシングという競技に本気で打ち込み、汗と涙を流しながら死ぬ気でロードワークをし、歯を食いしばりながら腹筋をし、スパーリングをし、自分の身体を鍛え抜いていく。

そして気づけばお腹も引き締まり、顔も精悍になってみんなの応援を受けながら試合に臨み、明らかに自分より格上のヤツに挑んでいく…。

 

なんですかこれ!!!

 

映画とかドラマを観ている時に「面白い」って思う瞬間って、主人公が困ったり、苦しんでいる時だと思うんですよ。主人公が敵にやられてたら、「がんばれ!」って応援したくなったりしますよね。「負けちゃうのかな」って不安になったりしますよね。もうその瞬間に僕らはその作品に夢中になっていて、意識的か無意識的かはわからないですが「面白い」と思っているわけです。

それをボクシングに当てはめてみると、ボクシングを始めるきっかけも周りの親しい人からの罵倒だったりしてきついわ、たるみきった身体に鞭打つ筋トレはきついわ、他のボクサーが平然とこなしてるトレーニングはきついわ、めちゃくちゃ練習してきたのに自分の相手はめっちゃ強いわでもう苦しみまくるわけです。渾身の左ストレートが決まったと思ったら全然効いてなくて、カウンターくらわせられちゃうとかザラにあるわけです。なんじゃこりゃ!

いっぱい練習して、強くなって、成長して…。

 

それでも勝てないなんて、泣いちゃうだろうが!!!!

(勝ったら勝ったでそれは泣いちゃうけど!!!!) 

 

 

もやもや思ってたことをぶわあっと文字にしただけなのでまとまりがなくて心配なのですが、言いたいことは一つ。

 

ボクシング、ずるい…泣いちゃうだろうが…!

 

 

 

 

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