駆け出し脚本家の映画レビュー

映画の分析とレビュー

【閲覧注意】むしゃくしゃしてる人にこそ見て欲しい《サウスパーク》

あまりにクレイジーすぎて、人生で一番、戦慄を覚えたのではないかと思うくらいの映画に出会いました。

その名も、

 

サウスパーク

以下ではそのサウスパークがいかにクレイジーかについて書いていきます。

(超過激な下ネタ満載のため、女性の方は遠慮しておいた方がいいかもです…)

 

サウスパークって?

 そもそもサウスパークとはなんぞやということなのですが、

 

wikipediaによると、

サウスパーク』(South Park)は、アメリカのコメディ中心のケーブルテレビチャンネル、コメディ・セントラルで放送されている切り絵による(または切り絵風の)ストップモーション・アニメ。初回放送は1997年8月13日。総話数はシーズン20までで277話。また、1999年に映画版が公開されている。シーズン2・0まででエミー賞を4回受賞。コロラド州の小さな町サウスパークを舞台に主人公の少年4人が騒動を起こしたり、巻き込まれるコメディ・アニメであり、過激な描写や痛烈な社会風刺、ブラックジョーク、有名映画・ドラマのパロディが特徴。

とあります(引用:サウスパーク - Wikipedia)。

アメリカの大人気アニメのようですね。

ホラーゲーム「青鬼」ともコラボしているので、Youtuberのヒカキンさんの青鬼ゲーム実況でみたこのある方はいるのではないでしょうか。

 

www.youtube.com

 

そんなサウスパークの映画版がこの作品なのですが、事前知識なしでもものすごく楽しめました。むしろはまりそうなくらいです。

 

あらすじ

アメリカのワルガキ4人がR指定のある映画「ASSES OF FIRE(訳:燃えよ肛門)」を見たことで悪い言葉に感化されるが、そのせいでPTA会長で権力者の母親が激怒。役者がカナダ人だったため、その役者を処刑し、カナダとの全面戦争を起こそうとする。

 

すでに意味不明ですが、クレイジーさをお伝えしていきますね。

 

何がそんなにクレイジー?

 

  • ずっとF⚫︎⚫︎K!F⚫︎⚫︎K!言ってる。

主人公の小学生たちは「燃えよ肛門」に出演していた役者に憧れ、下品のFワードを連発するようになります。

学校の先生に向かって「F⚫︎⚫︎K!F⚫︎⚫︎K!おれのタマしゃぶる?」

 

学校の先生は禿げたおじさんですよ!

それに向かってそんなこと言います?!

 

F⚫︎⚫︎K!って日本人には馴染みがないかもしれないですが、どういう意味の言葉かわかりますでしょうか。

ただの罵り言葉ではないですよ。

書かないでおきますが、軽々しく言えるような言葉ではないのです…

 

  • 人種差別おかまいなし

息子が汚い言葉を使うようになったのは、映画に出ていた俳優のせい

⇨俳優はアメリカ人ではなく、カナダ人

⇨全部カナダのせい。戦争じゃ!

 

おかしい!

 

戦争じゃ!

⇨黒人は前にいけ!白人は後ろだ!

⇨人間の壁じゃ!

 

おかしい!

 

(人種差別として苦情もきそうですが、あえてそこに触れることでうまくコメディ調にまとめた映画になっています。いや、まとまっていないのか…?)

 

  • なぜかミュージカル調

オープニングで主人公は、自分の住んでいる街について歌いながら紹介します。とても穏やかな歌。可愛らしい声。

しかしその3分後には「叔父とF⚫︎⚫︎しKやがって」という歌が流れているのです。

 

どういうこと?!

 

主人公たちの下品な言葉遣いをなおそうとする先生もなぜか歌いだします。

 

「”ケツ”は”おしり”に〜♪」

「”クソ”は”うんち”に〜♪」

「”BITCH"はTを取ればラテン語で”寛容”という意味に〜♪」

「F⚫︎⚫︎Kはダメ、ダメ、ダメ〜♪」

 

歌作る暇あったら一刻も早く教育しろよ!

 

おならは燃えるのかという実験をしていた小学生4人は友達のケニーを間違えてもやしてしまうのです。

手術も失敗。

しんでしまって天国に行くかと思ったら、地獄に落ちてしまうケニー。

怖い閻魔大王に悪さをされると思ったら、閻魔大王は地獄にいたサダム・フセイン(?!)に恋をしている(?!?!)。

フセイン閻魔大王の身体にしか興味がなく(?!?!!)、

閻魔大王はそのことに悩んでいるのだった(??!?!?!)。

それを知ってアドバイスをするケニー。

 

どういうこと?!

 

こんなシーンが盛りだくさんです。

 

 

とまあ書いていてなんなのかよくわからないレベルなのですが、

この映画の魅力は、なんだかんだいい感じのエンディングで、見た後不思議と「見てよかった」と思えてしまうところにあります。

 

何かにイライラしていたり、むしゃくしゃしていたり、真面目に生きることにアホらしくなった方はぜひ見てみてください。

(不快になっても責任はとれませんが…笑)

 

 

 

 

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